前の記事で、りくりゅうの婚約について書いていた。
「恋人だったと分かって冷めた」という人もいるらしいけど、私はよく分からない。
あれだけ長い間一緒にいて、深く信頼し合っている二人が、この先も一緒にいる。
いいじゃん、それで。
そんなことを考えていたら、
「本当に深く結びついてる二人は、引き裂いちゃいけないんじゃない?」
というところまで話が飛んだ。
そして突然思い出した『真珠夫人』(笑)
私が覚えているのは、2002年に放送されていた昼ドラ版。
もう20年以上前なので、細かいストーリーはかなり忘れました。
原作も昔読んだはずだけど、こっちはもっと覚えていない。
だからこれは『真珠夫人』の解説ではありません。
ただ、今でも覚えていることがあります。
瑠璃子と直也は、ものすごく愛し合っていた。
でも、二人は引き裂かれた。
そして、ろくなことにならなかった。
いや、直也の奥さんがかわいそうすぎる
『真珠夫人』といえば、瑠璃子と直也の悲恋なんだけど。
今になって思い返すと、
いや、直也の奥さんが悲惨すぎますやん!
直也は瑠璃子と引き裂かれたあと、別の女性と結婚する。
でも当然、瑠璃子を忘れたから結婚したわけじゃない。
愛し合っていたのに、外から引き裂かれただけなんだから。
一方、瑠璃子はまあ、いろいろあって、その末になぜか遊郭の女将になっていた。
直也の奥さんは、そんな瑠璃子に近づくために、その遊郭で働き始める。
昼は「リリー」という娼婦。夜は直也の妻。
……いやもう、どうしてこうなった。
夫に忘れられない女がいる。その女はどんな女なのか。
夫は今でも彼女を愛しているのか。
自分は夫に愛されているのか。
気になって、気になって、とうとう相手の懐にまで入ってしまう。
そしてついに直也に知られる。
最後は自殺。
悲惨すぎる。
この人、最初の瑠璃子と直也の恋には何の関係もないんですよ。
二人を引き裂いたわけでもない。直也を瑠璃子から奪ったわけでもない。
後から直也と出会って、妻になっただけ。
なのに、最終的にはここまで追い詰められる。
これを考えると、私はどうしても思ってしまう。
だから最初から瑠璃子と直也を一緒にしとけ、と。
二人を引き裂いた。
はい、悲恋のできあがり——では終わらないんですよね。
二人はそのあとも生きていくんだから、当然、別の人と出会う。
その人にはその人の人生がある。
でも、そこへ「愛し合ったまま引き裂かれた二人」という、とんでもなく強い過去が入ってくる。
そりゃ、ろくなことにならんでしょう。
だったら瑠璃子を回帰させればいいんじゃない?
ここまで考えていたら、韓国ロマンスばかり読んでいる私の頭は、そっちへ行った。
瑠璃子、回帰したらいいんじゃないか?(笑)
すべてが終わったあと、目を覚ましたら、まだ直也と引き裂かれる前。
前世では二人が引き裂かれたことで、自分も、直也も、そして本来なら何の関係もなかった人まで不幸になった。
それを全部知っている瑠璃子なら、今度はどうするんだろう。
「あなたのために、あなたを諦めることだけはしない」
……とか言い出してさ。
タイトルは、さしずめ……
『今世では真珠夫人になりません!』
なんてどうでしょうか。
いや、これ、普通に読みたいけどね(笑)。
ピッコマさんあたりでコミカライズ。「待てば¥0」!
いや、今回その話を始めると長くなるので、これはまた別の箱に入れよう。
結局……愛し合ってる二人を無理に引き裂いちゃいけない、に尽きる
『真珠夫人』を思い出して言いたかったことは、結局ひとつ。
愛し合ってる二人を無理に引き裂いちゃいけない。
本人たちだけじゃなく、そのあとに出会う何の罪もない人まで巻き込まれるから。
20年以上経って、私が『真珠夫人』から得た教訓がこれでいいのかは分からない(笑)。
でも、今はそう思う。