泣いてみろ、乞うてもいい 原作61話「慈善公演」ネタバレあらすじ|漫画79話の続き

泣いてみろ、乞うてもいい|原作61話あらすじ 泣いてみろ 乞うてもいい

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\ここまでのあらすじ/

孤児として育ったレイラは、アルビスの学校で教師として働いている。

公爵であるマティアス・フォン・ヘルハルトとの間に生じた複雑な関係に苦しみながらも、養父ビルとの平穏な日々を守るためアルビスに留まり続けていた。

ある夜、怪我を負ったレイラは、マティアスの別邸に呼ばれる。
恐怖と痛みの中で必死に抵抗するレイラに、マティアスは「傷つけない」と静かに囁いた。

彼はレイラの背中と肩に刻まれた無数の痣を目にし、無言のまま傷の手当てをする。
慈しむような、しかしどこか見慣れない手つきで傷を確かめるマティアスに、レイラは鏡の中で思わず目を合わせた。

その夜、マティアスは自分でも気づかぬまま、初めてレイラから視線を逸らした。


原作「泣いてみろ、乞うてもいい」第61話のネタバレあらすじです。

本話では、
・レイラが慈善公演のために正装して公会堂へ向かう
・マティアスがレイラへの複雑な感情を自覚し始める
・マティアスがエリーゼの代理として公演への出席を決める

原作61話あらすじ|慈善公演

窓を開ければ冬の匂いが立ち込め、アルビスの森は銀白色の日差しに包まれていた。
マティアスからの強圧的な接触も途絶え、レイラには穏やかな日々が続いていた。

今日は市内の公会堂で、学校の子供たちが準備した慈善公演が開かれる日。
レイラは一学期の間練習した三つ編みの結い上げに、貯金を叩いて買ったドレス、そしてビルが贈ってくれたネックレスを身に纏い、慣れないヒールで公会堂へと向かった。


邸宅の窓辺から、狩り場へと続く道を歩くレイラを見守るマティアスの姿があった。

最近、窓辺で朝を始めるのが彼の習慣となっていた。

マティアスの脳裏には、ある夜の記憶が焼き付いていた。

傷ついたレイラに薬を飲ませ、飴玉を口に含ませた時、彼女が流した涙。
怒りや恐怖によるこれまでの涙とは異なるその涙は、マティアスの心をかつてないほど激しく揺さぶるものだった。

「君が苦しいから、僕が楽しいのだ」と自分に言い聞かせてきたはずの彼だったが、あの夜レイラを腕に抱いたとき、これまで味わったことのない感情が同時に押し寄せてきた。


執事のヘッセンが、風邪で外出できないエリーゼ公爵夫人に代わり慈善公演への出席を打診します。

マティアスは快く承諾しました。

「ええ。そうしましょう。」(引用:原作61話)

マティアスは完璧な公爵の仮面を被り、レイラが待つ公会堂へと足を向けた。

この決断が、彼女を再び巻き込むきっかけとなる。


【今回の流れまとめ】
・穏やかな日々の中で、レイラがビルに贈られたネックレスを身に着け公演へ出発する
・マティアスが以前の夜の記憶を反芻し、レイラの涙が自身の心を揺さぶったことを感じる
・執事の打診を受け、マティアスがレイラのいる公会堂へ向かうことを承諾する

次話では、公会堂の会場でレイラとマティアスが鉢合わせる展開が続く


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