ネタバレ注意
ここから先は、重大なネタバレを含みます。
華やかな宮廷の影に沈む、ある母親の悲鳴
皇后カエターナの忠実な侍女、レジーナ・メーロ。
彼女がなぜ、自らの命すら厭わずイネスに仕えるのか。
その理由は、9年前、イネスが差し伸べた「衝動的な救い」にありました。
一人の母親が、我が子の存在を消すことでしか救えなかったという、残酷な真実を辿ります。
📖 この記事の位置づけ
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今回のあらすじ|暗闇の中で、乳を飲ませる音だけが響いた
17歳で皇帝の私生児を産んだレジーナ。
しかしその子は「皇太子の代用品」として、窓のない部屋に監禁されました。
満足に授乳することすら許されず、飢えて泣き叫ぶ我が子。
「泣かないで、どうか泣かないで……」
夜明けまで続く祈りと絶望の日々。
レジーナはついに、一人の騎士の手を借りて「悪魔の賭け」に出ます。
死んだ別の孤児の遺体を用意し、顔が判別できないよう細工を施し、我が子を別人として逃がす。
別れ際、彼女は我が子の首筋に、ある印を刻みました。
——”セータ(Z)”
「希望の終わり」を意味する、最後の文字。
あの日、自分の悲鳴と共に我が子を葬った瞬間から、彼女の心もまた死んだはずでした。
考察|読者の心を震わせる「狂気の母性」
レジーナの独白は、一文字一文字が血を流しているようで、胸が締め付けられます。
母親を辞めるための、凄絶な儀式
レジーナが我が子の首筋に記しを残すとき、彼女は神に祈りました。
「あの日から、私はいつか地獄へ行くだろうと思っていました。」
「十字架の形の上に最後の文字であるセータ(Z)を刻みました。希望の終わりでしたから。」(原作小説 第1巻より引用)
愛しているからこそ、二度と自分と繋がらないように「終わり」を刻んだと。
その文字が、後にイネスによって「救いの印」として見つけ出されるとは、誰が想像したでしょうか。
名前を呼べない孤独な夜
監禁されていた3年間、彼女が唯一自分を取り戻せたのは、
誰にも聞こえない声で我が子に自分の名前を教えるときだけでした。

「坊や、お前の母さんの名前は、レジーナ・メーロよ…。
必ず覚えておいて。」
「お前の母さんの名前は……」という囁き。
たったこれだけの言葉に、彼女が耐えてきた3年間の地獄と、母としての誇りがすべて詰まっていた。
🌹 カエターナが「愛しいオスカルの代用品」と笑う横で、レジーナは何でも食べました。
土を噛むような思いをしても、いつか我が子に乳を与えられる機会が来た時のために。
そんな彼女を「下僕」としてではなく、「一人の母親」として救済したイネスの衝動……。
二人の間に流れるの運命的な絆が、今後、この物語にどのような影響を与えるのでしょうか。

9年前のご恩は決して忘れません。
いつだって望まれる通りに従います…」

(……こんなにも勝手に頭を回しているのに?)
おわりに|希望の終わりは、始まりへと変わる
「Z」の傷を刻み、一生会えないと自分に言い聞かせたレジーナ。
しかし、イネスはその傷を「再会の証」へと変えます。
レジーナの過去を知った上で今の彼女を見ると、イネスへの忠誠が単なる恩義を超えた、唯一の「救い」への献身であることが分かります。
悲しみから始まったこの糸が、どのような復讐劇を描くのか。
📚この記事を読んだ方へ
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▶ 登場人物を整理したい方はこちら
→ 人物相関図
📖 今回のエピソード対象範囲
| プラットフォーム | 対象話数 |
| ピッコマ・LINE漫画 | 漫画連載再開後掲載していきます |
| めちゃコミ | 漫画連載再開後掲載していきます |
📖 作品情報・配信プラットフォーム
- 邦題: この結婚はどうせうまくいかない
- 原題: 이 결혼은 어차피 망하게 되어 있다
- 原作: CHACHA KIM
- 脚色: CHOKAM
- 作画: Cheong-gwa
【日本語版漫画】
・ピッコマ(最新話先行配信)
・めちゃコミック
・LINEマンガ
・comico
📖 原作小説・漫画(韓国語版)について
管理人ロゼは、完結までの物語を見届けた後も、以下の公式配信サイトで大切に作品を追い続けています。
- 原作小説:韓国公式サイト(RIDI)にて配信中
- 原作漫画:kakaopage
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